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ちょっと足を延ばして北九州まで。

5月25日、今回のハッピーハイカーズバーは、いつもより少し離れた福岡県北九州市での開催でした。
会場は小倉駅からほど近く、キラキラと夜を彩るネオン街の中にある秘密基地さん。
普段はコワーキングスペースとして色々な人が利用する交流の場で、この日も３つのイベントが同時開催されていました。秘密基地という名前と控えめな看板からは想像できないほど、店内は広々としていて明るい空間。なんとスタッフの方がバーのためにと、手づくりのコースターまで準備してくれていました！かわいい！

今回のバートーク１人目は、安部貴祐（あべたかまさ）さん。
今やエントリー開始の10分ほど（！）で定員オーバーとなるほど人気の、八幡山岳会が主催する「カントリーレース」の運営に携わっている方です。
今年で96回目にもなるレースは、九州のトレイルランニング大会の草分け的存在といっても過言ではありません。安部さんには「レース運営というたのしみ」という内容で運営側のあれこれをお話していただきました。

大学から山岳会に入り、アルパインや沢登り、トレイルランニングなど様々なアクティビティを楽しんできた安部さん。その中で今の奥様と知り合ったそうで、会場は和やかな雰囲気に。 運営には、ボランティアを中心に、実行委員、企業、行政などたくさんの人が関わっているそう。「どうやったら楽しんでもらえるか」「どうリスクに対処するか」遊びだけど本気で取り組んでいる姿は、仕事も歳も関係なくかっこいい！

わたし自身もカントリーレースの大会に参加したことがあるのですが、本当にボランティアや運営の人たちの応援とあたたかさは感動ものです。
なによりゴール後の炊き出しのおいしいこと‥‥
きっといろんな人の想いがあるからこそ、こんなに長く愛される大会になるんでしょうね。

そして２人目のゲストは、以前もバートークに参加してくれた、た ろさん。
平尾台自然の郷のガイドや、アルトラJAPANのアンバサダーをはじめ、最近では角打文化研究会にも所属しているとか。
みなさん、た ろさんの「た」と「ろ」の間には半角スペースが入っているのを知っていましたか!?
さて、そんなた ろさんには「渓谷と洗濯機とわたし。」と題して、アメリカの３つの国立公園をコースとした「Grand Circle Trailfest」というトレイルランニングレースのお話をしていただきました。

１日目はブライスキャニオン、２日目はザイオン、３日目はグランドキャニオンという、なんとも贅沢なコース。それぞれまったく違う景色が眺められるそうです。スクリーンに映し出される壮大な景色に心奪われます。
トレイルフェストと言うだけあって、みんな音楽を聴いたりヨガをしたり、自由に楽しんでいるという話はすごく魅力的。そんな風に走ったり歩いたりくつろいだり、大自然の中で自分も自然体になれるなんて最高でしょうね。

映画風の楽しい動画を作ってきて会場を盛り上げてくれた、た ろさん。
今年のギャザリングでもローカルプレゼンテーション九州代表としてお話してくれるので今から楽しみです！

今回のバーは、同じ福岡でも北九州市での開催ということもあり、いつもの顔ぶれに加え、初めましての方々など本当にたくさんの方に参加していただきました。
こうやって場所を変え、新しくいろいろな人と繋がっていけるのはとっても嬉しいですね。
それではまた次回のハッピーハイカーズバーにてお会いしましょう！