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Happy Hikers Club Night Vol.1

date/2019_11_15 fri

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秋から冬へと近づきつつあった去る11月の週末、ハッピーハイカーズ史上初のホットな音楽イベントが開催されました。
その名も『Happy Hikers Club Night』。音楽にどっぷり浸りながら、お酒を飲み、語り合い、ミラーボールに揺られる。これまでのHappy Hikers のイベントとは雰囲気の一味違った、深夜のClub Nightの様子をレポートします。

この日はHappy Hikers BarとHappy Hikers Club Nightの2本立てでの開催でした。
「trene」でのHappy Hikers Bar 終了後、福岡市の薬院にある「bar sirocco」へ移動してClub Nightのスタートです。
「bar sirocco」は、美味しいスペイン料理店『イビサルテ』の地下に深夜だけオープンするバースペースです。音楽好きの店主がライブイベントやDJイベントを度々企画・開催し音楽ファンやカルチャー好きな人々が夜な夜な集まる、そんな場所です。

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この日のDJは、gakさんとNyuuさん。
カラーの異なる2人のDJに交互にプレイしてもらいました。

Happy Hikers Barのトークゲストとして北海道からご来福いただいていたgakさんは、Club Nightでも大量のレコード持参の熱いプレイで盛り上げてくれました。 ソウル、ファンク、ヒップホップ、ジャパニーズポップス、ビートダウン、ポストロック、テクノ…などなど幅広いジャンルからの選曲は、どれも魂を揺さぶるような高揚感とハッピーな雰囲気に溢れていました。
gakさん曰く「テーマは “Love”。 Love Variations ということで、様々な愛のカタチがありますが、自分が知らずのうちに受けている様々な愛情に対して感謝の気持ちを持って表現してみました。」とのこと。コメントも熱いですね。
gakさんのお人柄がよく伺える愛情パワー溢れるプレイでした。

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Nyuuさんこと丹生茂義さんは、ハッピーハイカーズのウェブマガジンでのインタビュー記事やバーのトークゲストとしてお馴染みのスルーハイカーさんです。
この日のプレイジャンルはハウス中心でした。場の空気に寄せていってくれる、そんな心地よい選曲でした。
ミニマルなビートが永遠と続いていくような、陶酔感にどっぷりと浸かることのできる気持ち良い時間でした。
「バートークのゲストが北海道のお二人だったので、Club Nightにも繋がりを付けたくて、前半に北海道帯広市出身のアイヌの音楽家、安東ウメ子さんの曲を数回潜り込ませました」とNyuuさん!
gakさんからも、「福岡の人たちには日頃お世話になっていて、出来る限りプレイでお応えしたいと思って選曲しました。」という言葉をいただいていました。
北海道と九州のハイカーが音楽を通して交信した。そんな楽しく熱く、ハッピーな夜でした。

次回のClub Nightの開催もお楽しみに!

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DJs are:
gak(Silent Fleet / Jazzy Sport Expeditions)
DJ / プロデューサー。1979年北海道音更町生まれ。1998年渡米、プロダクションレーベル Silent Fleet を Brooklyn を拠点に設立。当時の New York、Philadelphia のリアルなシーンで活動する数少ない日本人DJとして知られ、国内外の著名アーティストとの共演も多数行う。
岳として、日高黒部 / 山と道北海道支部 / FLHQ / Anglo & Company / VECTOR GLIDEで活躍。

丹生茂義(Nyuu)
02年よりDjとしてキャリアスタート。これまでに数々のパーティーでレジデントを務め国内外のアーティストと共演。サウンドはMinimal/Deep Techを軸としたスタイル。現在は大分のTechnoイベント”Platz”にて活動中。
ハイカーとしては、パシフィック・クレスト・トレイル(PCT)をスルーハイク。昨年はアパラチアン・トレイル(AT)をスルーハイク。

テキスト/豊嶋きよら 写真/松岡朱香・柳瀬貴文

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