Web Magazine for Kyushu Hikers Community
ハイキングスタイルやギアのこと、
ウルトラライトハイキングにまつわる僕のつぶやき
今回は第3回目。今回紹介するマヤさんとは彼女の素敵な投稿につい日本語でコメントしたのがきっかけなのでした(笑)
── こんにちは!改めて名前を教えてください!
「こんにちは!私はマヤ・パチンといいます!ハイカーネームはSerenadeです(セレナーデ)。」
── マヤさんにとって、お気に入りのトレイルや行ったことのある場所はありますか?
「わたしがアメリカでトレイル&ハイキングルートを3つ挙げるとしたらひとつめは160マイルのコリージェト・ループを含む500マイルのコロラド・トレイルです。そしてふたつめは170マイルのタホ・リム・トレイル。みっつめはコロラドのフォーティナイナーズ、特に標高14,360フィートのラ・プラタ・ピークは素晴らしいです。」
── 調べてみましたが挙げてくれた3つともとても美しく壮大なトレイルですね!個人的にコロラドは行ってみたい一番の場所です!
「日本で好きなトレイル、ハイキングルートのひとつめは 群馬県の妙義山。
ふたつめは長野県、槍ヶ岳から奥穂高岳までのループ、大キレット、上高地。
みっつめは同じく長野県の唐松岳です。」
── 日本の山にもとても精通していますね!なぜなんでしょう?
「元々アメリカの大学で日本語を勉強して、それで1年間日本の大学で日本語を勉強するために留学しました。大学を卒業してから2年間群馬県の富岡市で英語の教師として働きました!群馬に住んでる間、初めて妙義山を登って山登りやハイキングに夢中になりました。アメリカに帰国しても、ハイキングするために山がいっぱいある所に引っ越したいなぁと思ってて、コロラド州、に引っ越しました。」
── 日本に住まれてたことがあるんですね!
「ですので、日本がハイキングを好きになった出発点なんです!」
── 日本のを知って、そして日本の山々や文化やカルチャーを発信してくれてとてもうれしいです!!
「私のインスタグラムのプロフィールは、ハイキングや旅行ができる世界中の美しい場所を記念に残しておく為に使っています。」
── マヤさん!ハイキングの印象的なエピソードをおしえてください!
「印象に残っている出来事なのですが、妹にコロラドにある14,000フィート以上の山を登る「フォーティーン・バギング」を紹介したことです。私は友人や家族のハイキングガイドをするのが大好きです!」
── へー!「フォーティーン・バギング」という言葉を初めて知りました!とても興味深いです!
「そして2020年にULバックパッキングを始めました。今年、ULバックパッキング1000マイルを達成しました!」
── 素晴らしい!そしてハイパーライトマウンテンギアのバックパックがとてもクールです!
「そして 2020年に弟とコロラド500トレイルを完走しました。私にとって初めての長距離ULバックパッキングの旅でした。休養日2日を含めて30日間かかりましたが、私の人生を永遠に変えました!」
── その投稿は読みました!大変過酷だった苦労が伝わってきましたよ(笑)
「そしてこれは日本です。忘れられない瞬間 で2018年に初めて大キレットを歩きました。最悪の天候で、とても怖かった!」
「2019年に槍ヶ岳~奥穂高岳の周回登山に成功しました!」
「私は2017年から2019年まで群馬県富岡市に住んでいました。そこで初めて登った山が妙義山。ハイキングが好きになったきっかけです。」
「最近の印象的なエピソードではこの夏コロラドの山にはたくさんの雪が残っていました。コロラド・トレイルのいくつかのポイントは完全に雪に覆われていたけれど、それでも私は止まらなかった!最後には靴がびしょ濡れになったけど、満面の笑みだった。」
マヤさんありがとうございました!これからも引き続き投稿楽しみにしています!
インスタグラム @maja.patchin
あとがき
今回はウルトラライトハイキングの本場、アメリカ在住のマヤさんを紹介させていただきました。
マヤさんの投稿の一つ一つのキャプションは物語のようで読んでてとてもエキサイティングです!ぜひ読んでみてください!
日本にいる頃の山登りがハイキングにのめりこむきっかけになったというのは日本人としてとてもうれしく思いますね!
僕もコロラドはいつか行ってみたい場所のひとつです!(憧れのmelanzanaのお店がある!!)
マヤさんありがとうございました!
テキスト/吉田亮太郎 写真/Sara Consuegra
プロフィール
吉田亮太郎(よしだ・りょうたろう)
インスタグラムでは「moss_hikes」の名前でULバックパッキングを全力模索中。
半分に切った歯ブラシ、背中の空いた寝袋、中途半端な長さのペラペラなマット。
すべて満たされてはないけれど、私は元気です。