Activities

Happy Hikers BAR Vol.19

date/2019_01_11 fri

image
image
image

年も明けて2019年1回目のハッピーハイカーズバーはいつものトレネさんで。今回のトークは1組で、ドルイクラブでもお馴染み(?)の高口穂高さんと吉田亮太郎さんたちがULハイクについて語ってくれました。また昨年末にBar開催が無かったために行われなかったプレゼント交換会もリクエストにお応えして。

さて、Bar Talkです。お題は「僕らのウルトラライトハイキングー足るを知ると軽くなるー」ということで、まずは高口さんと吉田さんの自己紹介から始まりました。お二人の簡単なプロフィールはEchoesのドルイクラブ回で見ることができます。
スライドなど資料をまとめたのが高口さんということで、高口さんの解説が主になって、吉田さんはサポートするスタイルで進んでいきます。

10年ほど前はまだまだULの意識は薄く、今となっては不要なものを持って山に入っていたそうですが、そこから自分で山道具のリストを作るようになり、2010年当時では「dyog」というサイトを利用してネット上で共有するようにもなったとのこと。現在は「Lighterpack」というサイトを利用していて、そこでは今回のトークで配布されたリストを見ることもできます(リストはこちら)。夏季の想定でのベースウェイトが1,520g‥‥すごいですね。試行錯誤の末、そのレベルまでたどり着いたということで「2kgを下回るのが大変だった!」そうですが、それはトーク中に触れていた「快適性は保ちつつ、どこまで重量を削っていけるか」「利便性とのバランス」というあたりが単純では無いということなのでしょう。そうしたこだわりによって疲れにくく軽やかに行動することができると。
「これ以上は無いという域までいきたい」と言っていた高口さん。その追求の先には、いつかJMTを家族で歩きたいという目標があるそうです。確かに軽量であれば子供でも背負えますよね。

image

吉田さんが持ち込んでいた「柄を半分に切った歯ブラシ」や「軽量のライトを使った自作ランタン」などにもこだわりと創意工夫があり、「紙コップが実は軽い」という話にも、なるほどなと気付かされます。2泊を想定してパッキングされたザックも持ち込んできてくれていて、実際に持ってみると本当に軽い。吉田さんは現状ですでに「ほぼ完成形」であると言ってましたが、やはりそこまでには多くの実践と修正があったのでしょうね。

高口さんは「こういう機会でないとなかなかULについて語ることもないので良かった」と言っていましたが、確かにこれまではメーカーのプレゼンはあっても、今回のようにユーザーの側から語られることは無かったですよね。そういう意味でも良いトークだったなと思います。

image

トークの後ではプレゼント交換会がとり行われましたが、皆さんが持ち寄ったプレゼントは携帯できるコーヒーやアルストなどなど、バリエーション豊かだったようですね。

それではまた次回のハッピーハイカーズバーにてお会いしましょう。

テキスト/内田タケハル 写真/松岡朱香

facebookページ 公式インスタグラム